vol.1
花粉
今年も「花粉の季節」がやってきた。と聞くと、みんな憂鬱な気持ちになる。でも待って。花粉てそんな悪者扱いされてよかったっけ? 植物の花の中にある、子孫を残すのに必要な、大事なもので、虫たちが運んでいて…
周りで花粉症にかかっている人々をみてみると、ほんとうにとても苦しんでいるのは事実です。(実際、この本を発行後に自分もデビューして経験しました。)それでもどこか、深刻になりきらないのが花粉症。発症率も、症状にしても、もはや公害と呼んでもいいほど深刻なのに、「みんなで斧を持って杉という杉を切り倒そう!」とはならないのが不思議です。
それよりも、やわらかい高級ティッシュをはじめ、洗眼・洗鼻液など、専用グッズを駆使して乗り切ろうという姿のほうが一般的。みな、どこか仕方なく、付き合っていくしかないとなっているのは、「花粉」というものをどうも憎みきれないからなの…?
人と花粉の関係についてあらためて問い直してみた一冊です。
- 〈コンテンツ〉
- 花から鼻へ
- 春はマスク
- 鼻を洗う
- ワールドリサーチ
- 日本人と森とのかかわり
- くしゃみする街角
〈執筆〉大室恵、佐々木真由子
〈編集〉さくまひろこ
〈4コマ〉瀬戸うらら
〈マスクデザイン〉高原貴美子
〈発行〉2006年5月5日 発行
〈仕様〉本文20ページ、A5サイズ変形
〈価格〉525円(税込)
〈その他〉在庫あり(販売準備中)

